トラックドライバーの休憩時間について
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2022/01/01
コラム
配送業などのトラックドライバーは、労働時間の管理が難しく各自で労働時間や休憩時間を管理しなければなりません。
好きな時に休憩できそうと思いますが、休憩時間に関する規定が定められているので決められた時間内に休憩をとる必要があります。
そこで今回は、トラックドライバーの休憩時間について解説していきます。
▼休憩時間に関する規定とは
トラックドライバーの休憩時間に関する規定は、労働基準法と改善基準告示の2つの法令によって定められています。
まず労働基準法では、労働時間が6~8時間以上の場合は45分以上、労働時間が8時間以上の場合は1時間以上の休憩時間をとらなければなりません。
そして改善基準告示では、4時間の連続運転が限度で4時間ごとに30分以上の休憩時間を確保するよう定められています。
ただし、荷待ち時間は休憩時間には含まれないので注意が必要です。
▼休憩時間の管理方法
トラックドライバーの休憩時間は、ドライバーを教育することで正しい知識を身につけさせることはもちろん、システム上でも管理しています。
車両総重量7t以上または最大積載量4t以上のトラックにはデジタルタコグラフの装着が義務付けられており、位置情報などが自動で記録される仕組みになっています。
デジタルタコグラフが装着されていない車両に関しては、日報による自己申告制となり運行管理者が労働時間を把握・確認しています。
▼まとめ
トラックドライバーは長時間運転することが多いので、労働時間や休憩時間の管理が大切になります。
弊社ではスタッフが万全の状態で運転できるよう、労働時間や休憩時間の規定を守っているので安心してお任せください。